各界より推薦コメントが到着!!
実はぼくはフィリップ・グラスのあまりいいリスナーではなかった。何より彼の強いシグネチャーである、執拗に繰り返される単純な音型に、食傷気味となることも多かった。しかしこのヴィキングル・オラフソンの弾くグラスは、静謐で軽やかなタッチが心地よく、時にモーツァルトのように、時にシューマンのように、時にドビュッシーのように、つまりとても上品な音楽に聞こえてくるから不思議である。彼はグラス音楽の新しい魅力を引き出したと言っても過言ではあるまい。(2018年公演に寄せて)
坂本龍一
粒が立って、オーガニックで、一音一音にエネルギーを感じるのは、あの雄大な自然が奏でているからでしょうか。
むしろ力強さから生まれる流麗で優しい音色は、私を、あの島へ誘ってくれました。
ふかわりょう
ピアノという楽器に満足しているピアニストはつまらない、と僕は思っている。ピアノの響きに満足できず、その限界の向こうにある音に憧れを抱き、それをいつかピアノで出してみようと努力し続ける人こそ、ピアノという楽器ならではの美しさを引き出せる、本物のピアニストなのだと思う。
ヴィキングルはそのひとりだ。その頭の中の、妙なる響きのイメージ。ファンタジー。想像と創造。ラモーとドビュッシーとムソルグスキーで、どんな響きをピアノが奏でるのか。予想してみても、おそらくは無駄。固唾をのんでその演奏に耳を傾けよう。ただ、それだけでいい。
山崎浩太郎
<英グラモフォン・アワード2019>「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞!!
12 月に来日ツアーを予定しておりますピアニスト、ヴィキングル・オラフソンが、クラシ ック音楽界のオスカーとも呼ばれる、英グラモフォン・アワードの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受 賞したことが、現地 10 月 16 日夜、ロンドンで発表されました。
「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、 世界中の音楽ファンの一般投票により選出され、毎年、大きな注目を集めており、歴代の受賞者に はピエール・ブーレーズ、マルタ・アルゲリッチ、リッカルド・シャイー、グスターボ・ドゥダメル、パーヴ ォ・ヤルヴィなど錚々たるアーティストが名を連ねています。
なお、今回の来日リサイタルでは、世界に先駆け、<ラモー×ドビュッシー×展覧会の絵>のプログ ラムを披露。東京・名古屋・大阪・札幌にて開催されます。
話題のピアニストの貴重な来日リサイタルをお聴き逃しなく!!
世界の著名クラシック専門誌、有力紙で大絶賛! 世界が注目するアイスランド生まれの新鋭ピアニスト!
ヴィキングル・オラフソン ピアノ・リサイタル ラモー×ドビュッシー×展覧会の絵